文書番号:4082 |
Q.【動画あり】【HDD】ハードディスクが認識しない/データが書き込めない/電源が入らない
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はじめに
このコンテンツでは、Windowsパソコンでハードディスクをご利用している場合のトラブル全般の対処方法をご紹介しています。
ハードディスクのトラブル確認手順を動画で観る!
動画でご覧いただけます
※再生できない場合はこちらをクリックしてください
ハードディスクトラブルの確認手順(フローチャート)
トラブルの確認の前に |

確認手順を行う前に、トラブルが発生しているハードディスク以外のディスクを、あらかじめ取り外しておいてください。
※誤って、別の正常なディスクへ影響を与えない為です。
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下線があるものはリンクになっています。
確認方法と対処方法が記載していますのであわせてご確認ください。
リンクが機能しない場合は、画面下へスクロールすると順番にご覧いただけます。
「電源」が入るか確認します
1.ハードディスクの電源スイッチはオンになっていますか?
2.ACアダプタの抜き差しを試します
据え置きタイプのハードディスクをご利用の場合、コンセントからの電源供給が必要です。
可能な場所は、すべて抜き差ししてご確認ください。
3.USBケーブルの抜き差しを試します
ポータブルタイプのハードディスクの場合、USBから電力をもらって動作しています。
USBの差し込み口によって、電力供給が少ない場合、電源が入らないこともあります。
別のUSBの差し込み口に差し替えてみて改善するかをご確認ください。
(空いているポートに差し込む、マウスと入れ替えてみる・・・等)
4.USBケーブルの交換を試します
交換可能なUSBケーブルをお持ちであれば、ケーブルの交換を試してみてください。
もし、別のUSBケーブルで正常に動作するようであれば、付属のUSBケーブルの内部断線の疑いがあります。
見た目では破けているところが無い場合にも、内部のみで断線している可能性もあります。
CHECK!
「どうしても電源が入らない・・・」という場合は、ハードディスクのトラブルの可能性があります。
確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」 に進んでください。
電源が入りましたら、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
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「異音」がしないか確認します
ハードディスクは、中より回転するシーク音が発生します。
この音は正常なハードディスクでも発生するものです。
ただし、そのシーク音が、「ガリガリ」 と引っかくような音で大きくなっている場合は、故障の可能性がございます。
確認手順(フローチャート)に戻り、「する」 に進んでください。
「ガリガリ…」以外の異音がする場合
【ACアダプタ付き】
ACアダプタ付きのハードディスクから「カチカチ」や「ピッピッピッピッ」と音が聞こえる場合、内部のハードディスクのトラブルの可能性が高いです。
<以下をお試しください>
・コンセントの差し込み口を変える
・ACアダプタを抜き差しする
・USBをパソコンに直接接続する
・USBの差し込み口を変える
・別のパソコンに接続して試す
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【ポータブルタイプ】
ポータブルタイプのハードディスクの場合、パソコンからUSBで電力をもらって動作します。
パソコンの経年劣化や、バッテリー駆動時などの電力供給が安定しない場合、USBから供給される電力が不安定となり、電源が入らないこともあります。
電力が不足していると、ハードディスクから「カチカチ」や「ピッピッピッピッ」と音がすることがあります。
<以下をお試しください>
・USBハブや延長ケーブルを利用せずに、パソコンに直接接続する
・パソコン側のUSB受け口を変えて、異音が軽減するかお試しください
・別のパソコンがありましたら、別のパソコンでの接続をお試しください
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別のパソコンで動作した場合は、ハードディスク故障の可能性は低いです。
CHECK!
異音がする場合は「する」へお進みください。
問題無い場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「しない」 に進んでください。
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「デバイスマネージャ」を確認します
パソコンから、ハードディスクが「デバイス」として認識しているかを確認します。
ディスクドライブ
⇒パソコン内部/外部で接続されているハードディスクを表示します。
ユニバーサルシリアルバスコントローラ
⇒ 接続されているUSB機器等を表示します。
ハードディスクは、『USB 大容量記憶装置※』などで表示されます。
※USB大容量記憶装置が、複数表示されている場合は、確認したいハードディスク以外に別のメモリやディスクが接続されていると思われます。
トラブルを防ぐためにも、問題の出ているハードディスク以外は取り外してください。
CHECK!
デバイスマネージャで表示されない、または正常に表示されていない場合、確認手順に戻り「いいえ」を選択してください。
デバイスマネージャで正常に認識している場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」をクリックしてください。
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「コンピューター(PC)」の表示を確認します
コンピュータ(PC)画面でのハードディスクの表示を確認します。
以下はコンピュータ(PC)画面の例です。
画面が開いたら、外付けハードディスクが認識しているか確認します。
上記では外付けハードディスクは「ボリューム(F:)」という表示になっています。
内蔵ハードディスクと外付けとで見分けがつかない、わからない場合は、一旦外付けドライブを取り外した状態でコンピュータ画面を開き、内蔵ハードディスクがどの表示かを確認しておきます。
CHECK!
表示されましたら、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
表示されない場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」 に進んでください。
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「ディスクの管理」を確認します
ディスクの管理での表示を確認します。
ディスクの管理画面が表示されましたら、以下の赤枠部分を確認します。
画面が小さくて見づらい場合は、右上の「最大化」ボタンをクリックしてください。
上記で開いた画面の赤枠内に、外付けハードディスクが表示されているか確認します。
ディスクの管理上で、外付けハードディスクの表示はありましたか?
ディスク0はありますが、ディスク1や2がありません
ディスク0しかない場合、外付けハードディスクはディスクの管理上で認識していません。
パソコン側のトラブルか、ハードディスクのトラブルかを確認するために、別のパソコンでの動作確認をお願いいたします。
※パソコン本体のトラブル発生時にも、正常に表示されない場合があります。
CHECK!
別のパソコンでもディスクの管理上で表示されない。
または、別のパソコンがない/確認することができない場合は、フローチャートに戻り、「いいえ」に進んでください。
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ディスク1や2の表示があります。
ディスク1やディスク2の表示がある今回トラブルが発生しているハードディスクが、ディスクの何番として認識されているか確認をします。
場合、
確認方法は、ディスク1やディスク2に表示されている容量を見て判断をします。
外付けハードディスクを見分けるためのポイント!
①ディスクの容量を確認しましょう
例えば上記の表示だと容量が「465.76GB」ということがわかります。
これは500GBのハードディスクであることを示しています。※
このように、認識があるか確認したいディスクの容量をあらかじめ覚えておくことで、見分けることができます。
※ パソコンで表示される、ディスクの容量が減っているのはなぜですか?
②どうしても見つけられない場合は・・・
ディスクの管理画面を開いた状態で、フォーマットを行いたいハードディスクを、パソコンから取り外して、また接続します。
(ケーブルを抜いて差しなおす)
パソコンへの接続しなおしで、ディスクの管理から該当のハードディスクの表示がいったん消えて、また表示される為、該当のハードディスクが見つけやすくなります。
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CHECK!
別のパソコンでもディスクの管理上で表示されない。
または、別のパソコンがない/確認することができない場合は、
フローチャートに戻り、「いいえ」に進んでください。
認識されている場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
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「フォーマット」ができるか確認します
ディスクの管理画面にてフォーマットが可能か確認します。
フローチャートでここまで確認頂いている場合、ハードディスクに何らかの問題が発生している可能性が高い状態です。
ただし、この時点ではハードディスクの論理的障害/物理的障害かはわかりません。
論理障害の場合、フォーマットをすることでまたご利用いただけるようになります。
!必ずお読みください! フォーマット(初期化)のご注意 |

フォーマットをしますと、ハードディスク内のデータは、全て消えます。
バックアップを行っていない、データを消したくない、復旧したいという場合は、フォーマット前にデータ復旧技術センター等へのご相談を検討ください。
※修理センターではデータ復旧は行っておりません。
ロジテックデータ復旧技術センターはこちら
※データ復旧費用は、製品保証対象外です。(一部のデータ復旧サービス付き製品を除く)
ハードディスク内データは、バックアップを別に取っているので問題ない、またはデータが消えても問題ないという場合は、引き続きフォーマット方法を確認してください。
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フォーマット方法は以下のリンクをご確認ください。
CHECK!
フォーマットができた場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
フォーマットが失敗する場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」 に進んでください。
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ドライブ文字を確認します
ディスクの管理画面にて、ドライブ文字が割り当てられているかを確認します。
ドライブ文字とは・・・
図のような(F:)や(G:)といったアルファベットのことです。
※上記図はドライブ文字が(F:)だった場合
ドライブ文字が設定されていないと、コンピューター(PC)上に表示されません。
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ドライブ文字が表示されていない場合
ドライブ文字が表示されていない場合は、ドライブ文字の追加(変更)を行います。
ドライブ文字の変更方法についてはこちら
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CHECK!
ドライブ文字が表示されている/表示された場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
ドライブ文字が表示されない、またはドライブ文字が表示されたがコンピュータに表示されない場合は他のパソコンでの動作をご確認ください。
別のパソコンでもお試し頂いても同様の場合や、別のパソコンでの動作確認が難しい場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」 に進んでください。
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ハードディスクを開くことができるか確認します
コンピュータ(PC)画面でのハードディスクの表示を確認します。
以下はコンピュータ(PC)画面の例です。
画面が開いたら、外付けハードディスクが認識しているか確認します。
上記では外付けハードディスクは「ボリューム(F:)」という表示になっています。
表示されている外付けハードディスク「ボリューム」をダブルクリックして、開くか確認します。
CHECK!
ドライブが開いたら、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
開かない場合は、確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」 に進んでください。
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右クリックでフォーマット可能か確認します
コンピュータ(PC)画面上でフォーマットできるか確認します。
!必ずお読みください! フォーマット(初期化)のご注意 |

フォーマットをしますと、ハードディスク内のデータは、全て消えます。
バックアップを行っていない、データを消したくない、復旧したいという場合は、フォーマット前にデータ復旧技術センター等へのご相談を検討ください。
※修理センターではデータ復旧は行っておりません。
ロジテックデータ復旧技術センターはこちら
※データ復旧費用は、製品保証対象外です。(一部のデータ復旧サービス付き製品を除く)
ハードディスク内データは、バックアップを別に取っているので問題ない、またはデータが消えても問題ないという場合は、引き続きフォーマット方法を確認してください。
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CHECK!
フォーマットができない場合、ハードディスクのトラブルの可能性があります。
確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」に進んでください。
フォーマットができたら、確認手順(フローチャート)に戻り、「はい」 に進んでください。
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データの書き込みができるか確認します
ハードディスクが正常に開けましたら、データを書き込み(パソコン内のファイルをハードディスクにコピーするなど)できるか確認します。
CHECK!
書き込みができない場合、確認手順(フローチャート)に戻り、「いいえ」 に進んでください。
書き込みができた場合は、機械的に異常はありません。
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故障の可能性があります
別のパソコンでも改善しない、または別のパソコンでの動作確認が難しい場合は、弊社修理センターでお預かりして、製品が正常かどうかの確認をいたします。
お手数ですが、修理センターへの送付をご検討ください。
修理に送る場合のQ&Aはこちら
!必ずお読みください! |

※修理センターにてお預かりした場合、動作確認のために、内部データはすべて消去されます。予めご了承ください。
バックアップを行っていない、データを消したくない、復旧したいという場合は、フォーマット前にデータ復旧技術センター等へのご相談を検討ください。
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※データ復旧費用は、製品保証対象外です。(一部のデータ復旧サービス付き製品を除く)
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作成日時:2012-05-07 |
更新日時:2022-07-20 |
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