スマートフォンへの充電スピードが遅い場合や、画面に「低速充電中」と表示される場合は、故障ではなくご使用の環境(充電器・ケーブル・端末の組み合わせ)が急速充電の条件を満たしていない可能性があります。
以下の内容をご確認ください。
1.充電器・ケーブル・充電対象の3つすべてが急速充電に対応していますか
最新の急速充電(USB Power Deliveryなど)を行うには、充電対象(スマートフォンなど)・USBケーブル・USB充電器の3つすべてが同じ急速充電規格に対応している必要があります。
例えば、充電器とスマートフォンが急速充電に対応していても、USBケーブルが非対応の場合は通常速度での充電になります。
ケーブルは仕様が記載されていないものが多いため、複数のケーブルでお試しいただくか、急速充電仕様に対応したUSBケーブルを新しく購入してお試しください。
USB Power Delivery(PD)の最低条件
- 端子の両端がUSB-C端子であること
PDを利用するにはケーブルの両端がUSB-C端子である必要があります。
片方でもUSB-A端子を使っているケーブルはPDに未対応です。USB-A端子
(PDに対応していない)
USB-C端子
(PDに対応している可能性がある)
- USB充電器のUSB-Cポートを使って充電すること
USB充電器がPDに対応していても、USB充電器のUSB-AポートでPDを利用することはできません。
2.充電器のパワー(ワット数)は端末に足りていますか
USB充電器の出力パワーが、スマートフォンやタブレットの急速充電に必要なパワーより小さい場合、充電スピードは遅くなります。
充電対象の急速充電に必要なワット数をお調べいただき、USB充電器の出力ワット数が要求以上かをご確認ください。
3.複数ポートで同時充電していませんか
複数のポートがある充電器で、2台以上の機器を同時に充電している場合、充電器の合計パワーが各ポートに分散されます。
同時接続している機器が微量のパワーしか要求しなくても、USB充電器側が最大出力パワーを分割してしまうため、1ポートあたりの出力が下がり、充電スピードが遅くなる仕様です。
機器を接続していなくても、USBケーブルを接続するだけで分割してしまう場合もあります。
USB充電器から他のケーブルを抜いて、1本だけ繋いだ状態で充電をお試しください。
4.スマートフォンやタブレットのバッテリー保護設定がオンになっていませんか
スマートフォンやタブレットのバッテリー劣化を防ぐ機能(「いたわり充電」や「バッテリー保護」など)が設定されていると、バッテリー残量が80%や90%に達した時点で充電を意図的に停止したり、生活パターンを分析して普段就寝している時間帯はゆっくり低速で充電して、起床時間に合わせて100%になるように調整されたりします。
充電スピードをコントロールされないようにしたい場合は、お使いのスマートフォンやタブレットの設定で保護機能をオフにしてご利用ください。
5.別のスマートフォンやタブレットに変えても改善しませんか
充電対象の機器に問題が発生していないかを切り分けるため、他のスマートフォンやタブレットでの挙動をご確認ください。
他の端末で問題がない場合は、充電対象の機器で問題が発生している可能性が高いです。
再起動などを行っても改善がない場合は、スマートフォンやタブレットのメーカーにご相談ください。
