ディスクの管理画面でのフォーマット方法
はじめに
このコンテンツでは、Windowsのディスクの管理画面によるフォーマット方法を解説します。
フォーマット(初期化)のご注意
・フォーマットを行うと、記憶装置(ハードディスク、USBメモリ等)にあるデータは削除されます。
・フォーマットを行わない記憶装置(ハードディスク、USBメモリ等)は、取り外してください。
※他の記憶装置を誤ってフォーマットしないためです。
・フォーマットを行う前にデータのバックアップを残すことをお勧めします。
バックアップをとるためのコピー方法については、以下のリンクをご覧ください。
※誤ってフォーマットしてしまった場合でも、データの保証は致しかねます。十分ご確認ください。
動画版 Windows10[ディスクの管理]画面でのフォーマット方法
動画でご覧いただけます
VIDEO
※再生できない場合はこちら をクリックしてください
テキスト版 [ディスクの管理]画面でのフォーマット方法
STEP1 ディスクの管理を開く
Windows10の画面を例に解説します。
画面のデザインは異なりますが、Windows11も操作方法は同じです。
他のバージョンで「ディスクの管理」を開く手順は、以下のボタンをクリックしてご確認ください。
Windows8.1をご利用の方はこちら
「Windowsキー」と、「Xキー」を同時に押します。
もしくは、「
スタートボタン 」の上で、「
右クリック 」をします。
※マウスがない場合(指での操作)は、スタートボタンを指で押し続けて離すと、上記の「右クリック」と同様の操作になります。
表示されたメニューから「ディスクの管理」を選択します。
ディスクの管理画面が開きましたら、続けて「
STEP2 フォーマットしたいディスクを確認 」をご覧
ください。
説明を閉じる
Windows7をご利用の方はこちら
コンピューターの上で右クリックし、メニューから「管理」をクリックします。
表示された画面から、左のリストにある「ディスクの管理」をクリックします。
ディスクの管理画面が開きましたら、続けて「
STEP2 フォーマットしたいディスクを確認 」をご覧
ください。
説明を閉じる
Windows10、Windows11 共通手順
画面下部のWindowsマークを「右クリック」します。
タッチパネルの場合は、Windowsマークを長押ししてから、指を離します。
表示されたメニューから「ディスクの管理」をクリックします。
ディスクの管理画面が開きましたら、続けて「
STEP2 フォーマットしたいディスクを確認 」をご覧ください。
STEP2 フォーマットしたいディスクを確認
STEP2 以降はOSによって画面のデザインが異なっていても、操作方法は変わりません。
このコンテンツではWindows10の画面を例に解説しています。
ディスクの管理を開いたら、以下の赤枠部分をご確認ください。
画面表示が小さい場合は、右上の「最大化ボタン」をクリックしてください。
手順1で開いた画面の赤枠内に、フォーマットを行いたい記憶装置が表示されているか確認します。
フォーマットしたいハードディスク、USBメモリ等の表示があるかどうかは、この赤枠内で確認します。
通常の場合、パソコン内蔵のハードディスクは「ディスク0 」と表示されます。
外付けハードディスクやUSBメモリ等は、「ディスク1」以降 に表示されます。
フォーマットしたい記憶装置を見分けるためのポイント
① ディスクの容量を確認する
例えば上記の表示だと、容量が「
465.76GB 」ということがわかります。
これは500GBのディスクであることを示しています。
※
このように、フォーマットをしたい記憶装置の容量をあらかじめ確認しておくことで、見分けることができます。
② どうしても見つけられない場合は・・・
ディスクの管理画面を開いた状態で、フォーマットを行いたい記憶装置をパソコンから取り外して、また接続します。
(ケーブルを抜いて差しなおす)
パソコンへ接続しなおすことで、ディスクの管理から該当の記憶装置の表示が一旦消えてまた表示されるため、フォーマットしたい記憶装置が見つけやすくなります。
フォーマットしたいディスクを確認し、続けて「
STEP3 ディスクにある不要なパーティションを削除 」をご覧ください。
STEP3 ディスクにある不要なパーティションを削除
フォーマットの前に、ディスクにある不要なパーティションを削除します。
複数パーティションの場合はもちろんですが、1パーティション(分割されていない)場合でも、必ずこの作業を行ってください。
フォーマットしたい記憶装置のディスクを右クリックします。
表示されるメニューから「ボリュームの削除」をクリックします。
以下のようなメッセージが表示された場合は、「
はい 」をクリックして進めてください。
「未割り当て」の表示になったら、パーティションの削除は完了です。
複数分割されている場合は、その分だけパーティション削除を繰り返してください。
分割されていない1パーティションの状態で「未割り当て」になったら完了です。
続けて「
STEP4 フォーマットをする 」の手順をご覧ください。
STEP4 フォーマットをする
このコンテンツでは1パーティションでフォーマットする方法を解説します。
パソコンで利用する場合など、複数パーティションでフォーマットしたい場合 は、以下のリンクをご覧ください。
先の手順で「未割り当て」状態にしたディスクを右クリックします。
表示されるメニューから「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
「新しいシンプルボリュームウィザード」が表示されたら「次へ」をクリックします。
ボリュームサイズの指定画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。
ドライブ文字またはパスの割り当て画面が表示されたら「次へ」をクリックします。
「
ファイルシステム 」をクリックするとプルダウンでファイルシステムを変更することができます。
exFAT形式でフォーマットを行いたい場合
上記ファイルシステムでexFATを選択できなかった場合は、一度NTFSを選択してフォーマットを完了し、コンピュータ画面にてexFATにフォーマットしてください。
参考情報
ファイルシステムの違いや特性、OS別の対応については以下のリンクをご覧ください。
主なファイルシステムと特徴について
「
クイックフォーマットする 」にチェックが入った状態を確認し、「次へ」をクリックします。
新しいシンプルボリュームウィザードの完了画面が表示されたら「完了」をクリックします。
以上でフォーマット作業は完了です。
フォーマットが失敗する場合は
パソコンを再起動し、もういちど最初からフォーマットをお試しください。
改善がない場合は、製品が故障している可能性があります。
以下のリンクをご覧のうえ、修理をご検討ください。
必ずお読みください
修理センターにてお預かりした場合、動作確認のために、内部データはすべて消去されます。予めご了承ください。
バックアップを行っていない、データを消したくない、復旧したいという場合は、フォーマット前にデータ復旧技術センター等へのご相談をご検討ください。
ロジテックデータ復旧技術センターはこちら
※データ復旧費用は、製品保証対象外です。(一部のデータ復旧サービス付き製品を除く)