文書番号:9541 |
Q.【QR】Windows10でのルーター初期設定
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【QR】Windows10でのルーター初期設定
Windows10でのルーター初期設定
対象型番製品
WRC-1167GEBK-IWRC-F1167ACFWRC-733GEBK-IWRC-300GHBK2-I
WRC-1750GHBK2-IWRC-F1750ACGHWRC-1167GHBK2-IWRC-F1167ACG
WRC-733GHBK-IWRC-1750GHBK2-CWRC-1167GHBK2-C WRC-733GHBK-C
型番の確認方法はこちら
Windows10で設定する場合
Windows10を搭載したPC、タブレットで対象型番ルーターのセットアップを行う際には、エレコムホームページよりソフトウェア(かんたんセットアップツール)をダウンロードしてお使いください。
- WRC-1167GEBK-I
- WRC-F1167ACF
- WRC-733GEBK-I
- WRC-300GHBK2-I
かんたんセットアップツール
- WRC-1750GHBK2-I
- WRC-F1750ACGH
- WRC-1167GHBK2-I
- WRC-F1167ACG
- WRC-733GHBK-I
かんたんセットアップツール
上記のソフトウェアを使用せず、手動によるルーターの初期設定も可能です。
手動による初期設定をされたい方は、以下の手順で設定を行ってください。
手動によるルーターの初期設定
1.パソコンの設定確認
パソコンのインターネット解除とは
パソコン内のプロバイダ設定を解除することです。パソコンにインターネット設定がされていると、ルーターの設定はできません。
パソコンのインターネット設定については以下の説明をご覧ください。
インターネットには通行手形(WAN IP)が必要です。
- 通行手形(WAN IP)は、プロバイダ(ISP)との契約で発行されます。
- 基本、プロバイダとの契約に対して、通行手形(WAN IP)は1つだけです。
モデム直下の端末でインターネットを利用する場合、パソコン側にプロバイダ設定が必要です。
- 設定内容は、通行手形(WAN IP)を取得するための、プロバイダ設定です。
- フレッツ回線の場合は、上記設定でインターネットができるイメージです。
パソコンにプロバイダ設定をすることで、通行手形(WAN IP)が取得できます。
- 通行手形(WAN IP)が取得されて、初めてインターネットができます。
- ただし、通行手形(WAN IP)を持ったパソコンだけが、インターネットに接続可能です。
ルーターを設置する場合、ルーターにプロバイダ設定をする必要があります。
- 今後はパソコンでなく、ルーターが通行手形(WAN IP)をもつ必要があるからです。
- この設定によってルーターに接続した端末は、複数台同時にインターネット接続が可能となります。
パソコンにプロバイダ設定が残っているとルータへの設定ができない場合があります。
ルーターへの設定ができていないと、インターネットはできません。
上記図の場合、弊社ルーターを「APモード」にすることでインターネットはできますが、APモードは有線・無線の受口(ハブ)になるイメージです。
この場合、プロバイダ設定されたパソコン1台のみしかインターネットできない状態になります。
ルーターの設定をするためには、パソコン内のプロバイダ(ISP)設定を解除してください。
- パソコン内の、プロバイダ設定は、OSや、ISPによって多種多様です。
パソコンのインターネット設定解除方法
「Windows」キーと、「X」キーを同時に押します。
以下の画面が表示されます。
「コントロールパネル」を選択します。
コントロールパネル内の「ネットワークの状態とタスクの表示」を選択します。
上記の画面が表示されない場合は「 ネットワークと共有センター」のアイコンをダブルクリックしてください。

「アダプターの設定の変更」をクリックします。
現在の接続アイコンの一覧が表示されます。
1.以下のようなアイコンがあり、「緑」または「黒」のチェックマークがあればISP(プロバイダ)の設定アイコンです。
2.該当のアイコンの上で、「右クリック」して「規定の接続を解除」を選択後、チェックマークが消えたら解除成功です。
2.パソコンとルーターの接続
パソコンとルーターを有線で接続する
パソコンとルーターを、LANケーブルで接続してください。パソコンと接続するLANケーブルは、ルーターの黒い受口に挿します。
接続したら次の項目へ進んでください。
パソコンとルーターをWi-Fiで接続する
デスクトップ右下にある「アクションセンター」アイコンを選択します。
アクションセンターアイコンがない場合は、指で画面を以下のように操作してください。

アクションセンターが表示されたら、「Wi-Fi」を右クリックします。
ご注意
パソコンにWi-Fiが搭載されていない場合や、パソコンについているWi-Fiスイッチ(物理スイッチ)がオフになっている場合などアクションセンターに表示されない場合があります。
マウスがない場合(指での操作)は、Wi-Fiアイコンを指で押し続けて離すと上記の「右クリック」と同様の操作になります。
「設定を開いてください。」をクリックします。
「Wi-Fi」がオフの場合、オンにします。
ご注意
・パソコンにWi-Fiが搭載されていない
・Windows10にアップデートした際、ご利用のWi-Fi機能がWindows10でサポートされていない
・パソコンにWi-Fiスイッチ(物理スイッチ)がついており、それがオフになっている
以上のような場合はWi-Fi機能をご利用いただけないため、オン⇔オフの表示が出ない、またはオフからオンにできない場合があります。
右側に、近隣の電波の一覧(SSID)が表示されます。
その中にある、弊社製品の電波名称(SSID)を選択します。
ルーター型番:WRC-から始まる型番
SSID:elecom2g-(英数字)/elecom5g-(英数字)
SSID一覧にSSID名が表示されない場合
以下をご確認ください。
・パソコンのワイヤレススイッチがオフになっていないか
・ルーターとの距離が離れすぎていないか
・ルーターの電源がオフになっていないか
接続したい「SSID」を選択し、「接続」ボタンをクリックします。
「セキュリティキー」を要求された場合は、接続先のルーターに設定されている「セキュリティキー」を入力してください。
「接続済み」の表示になれば設定終了です。
接続したら次の項目へ進んでください。
3.ルーターの管理画面で設定
PPPoE・DHCP判定
ご利用の回線から設定内容をご確認ください。
回線種類 |
回線内容 |
設定内容 |
光 |
フレッツ光 |
PPPoE |
光 |
DHCP |
ADSL |
フレッツADSL |
PPPoE |
ADSL |
DHCP |
CATV |
CATV |
DHCP |
フレッツ回線の場合、プロバイダ(ISP)からインターネット設定に必要な書類が届いています。
インターネットに必要な、「認証ID」と「認証パスワード」が記載されています。
この書面をお手元においた上で、次の手順へお進みください。
ルーターの管理画面へのアクセス方法
以下のようなアイコンをクリックしてブラウザを起動します。
Microsoft Edgeを例にしていますが、インターネットが見れるブラウザアプリであれば何でも結構です。
アドレスバーに「192.168.2.1」を入力します。
ご注意
ブラウザを開いた際に、「このページは表示できません」といった画面が表示されても問題ありませんので、アドレスバーに「192.168.2.1」を入力してください。
「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
入力画面が表示されたら、上下の入力項目にadmin(半角小文字)と入力します。
2つめの項目(パスワード)は、*または●と表示されますが、adminとご入力ください。
以下のような画面が表示されれば成功です。
ルーターへのインターネット設定
お使いのインターネットの回線に合わせた設定を行います。
当てはまる方の設定を行ってください。
PPPoE設定
「WAN&LAN設定」をクリックします。
左のメニューにある「WAN設定」をクリックします。
画面中央の、WANアクセスタイプで「PPPoE」を選択します。
プロバイダから届いている書面内容から、【ユーザー名】と【パスワード】を入力後、「適用」をクリックします。
書面記載の内容は、プロバイダによって異なります。
入力間違いや、入力する内容そのものが違う場合、インターネットはできません。慎重にご入力ください。
なお、書面に【ユーザー名】と【パスワード】がない、もしくは、どの項目が該当するかわからない場合はご契約されたプロバイダにご相談ください。
以下の画面になりましたら、「更新」ボタンをクリックします。
カウントダウンが始まります。画面が切り替わるまでお待ちください。
WAN設定内の「IPアドレス」に数値が表示されている場合は、接続完了です。
何も表示されていない場合や、「取得失敗」と表示されている場合
・ユーザー名は、@以降も入力する
・半角/全角や大文字/小文字を区別する
・入力した後に間違いがないか確認する
以上の点に注意して、再度入力を行ってください。
それでも同様の場合は、ご契約されたインターネット会社(プロバイダ)に相談されることをお勧めします。
インターネットが可能かお試しください。
以上で設定は完了です。
DHCP設定
「WAN&LAN設定」をクリックします。
左のメニューにある「WAN設定」をクリックします。
画面中央の、WANアクセスタイプで「DHCP」を選択します。
「MACアドレスコピー」横にある「コピー」ボタンをクリックし、「適用」ボタンをクリックします。
以下の画面になりましたら、「更新」ボタンをクリックします。
カウントダウンが始まります。画面が切り替わるまでお待ちください。
WAN設定内の「IPアドレス」に数値が表示されている場合は、接続完了です。
何も表示されていない場合や、「取得失敗」と表示されている場合
CATV回線をご契約の場合は、以下の手順をお試しください。
- CATVから届いている機器(モデム)の電源を抜いて1時間程度放電する
- 放電後、再度全てのケーブルを接続して電源を入れる
- 5分程お待ち頂いてインターネット接続を確認する
ここでインターネットが出来れば完了ですが、できない場合は、更に下の手順をお試しください。
- 接続したまま、1日程度待つ
- 1日程度経過した後、再度インターネットができるかを確認する
モデムとルータの間で同期を取り、インターネットが安定するまでに時間がかかる場合があります。
インターネットが可能かお試しください。
以上で設定は完了です。
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作成日時:2014-12-10 |
更新日時:2024-12-05 |
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