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製品Q&A > 【ネットワーク】 > ・Wi-Fi (ルータ)
文書番号:4159
Q.【ご参考】いまさら聞けないインターネット・ネットワーク概論 4/5
 













       



<基本13 宅内のネットワークは?>

WAN IPをもつということは、先に説明したとおり、地球規模でのネットワーク(WAN)となります。
ルータが、WAN IP を取得した状態は、地球規模で「唯一無二」の存在であることがわかります。




ルータから宅内側のネットワーク(LAN)について説明します。 赤丸で囲った部分です。




これも、IPアドレスによる、ネットワークとなっています。
便宜的に、LAN IP(ローカル・エリア・ネットワーク・IP)アドレスといいます。

ルータは、「WAN IP」を一元管理するほかに、宅内用のIPアドレスを別途、持っています。
エレコムのルータを例とした場合、以下となります。

ルータ 192.168.2.1
各パソコン
1台目:192.168.2.100
2台目:192.168.2.101
3台目:192.168.2.102

が、ルータから自動で付与されます。



 ・地球規模(WAN)でみれば、ルータは、「唯一無二」のWAN IPによるネットワークに参加。
 ・宅内(LAN)でみれば、ルータ配下は、192.168.「2」.xxx のネットワークが構築されてます。




LAN内においてはルータを始め、全てのパソコンも、3番目の数字が「2」になっています。
これを「セグメント」といいます。

LAN内のネットワークはすべて、「2」のセグメント(グループ)です。

重複のないIPアドレス(名前)になっていることがわかります。
これが、ローカルなネットワークとなります。


 






ルータは、WAN IPを一元管理する以外に、別途、192.168.2.1 というIPアドレスをもっています。
(※エレコム・ロジテックルータの場合です。)

   

これは、WAN IPのような、「唯一無二」のIPアドレスではなく、LAN用の汎用的なIPアドレスとなります。
また、自分の配下になる端末(パソコンやスマートフォン、ゲーム機等)に、IPアドレスを振ります。

イメージは以下をご参照ください。
















ルータが名前(IPアドレス)を付与することで、同じ「2」のセグメント=仲間になりました。






ルータへの接続手段が、無線(Wi-Fi)でも同様です。









無線も同様に、ルータが名前(IPアドレス)を付与することで、同じ「2」のセグメント=仲間になりました。








以下に記載する3つとなります。

ルータの機能 
    1.「WAN IP」の一元管理。(自分に接続された複数の端末をインターネットに繋げる)
 2.自分に接続された端末に「LAN IP」(例:192.168.2.xxx)を付与する。
 3.異なるセグメントをルーティング(橋渡し)をする。


これが、ルータの仕組みであり、ルータの機能となります。
※ 3.については、本コンテンツでは割愛いたします。






ルータがある、スタンダードな環境例です。




 ・有線は、イーサーネット(または、ローカルエリア接続)アイコン。
 ・無線は、Wi-Fi(または、ワイヤレスネットワーク接続)アイコン。


以下の接続アイコンに、ルータから、IPアドレス(192.168.「2」.100 ~ の連番)が付与されます。

名称 イメージ 
 有線(LANケーブル)  Windows7以下 Windows8以降
 

ルータから、上記接続アイコンのIPv4アドレスに
「192.168.2.100」が付与されています。


 無線(Wi-Fi)  Windows7以下 Windows8以降
 

ルータから、上記接続アイコンのIPv4アドレスに
「192.168.2.101」が付与されています。




以下の場合、ルータが付与したIPアドレスは、同じセグメント(この場合「2」)であるため、
ルータが一元管理している「WAN IP」を経由して、インターネットができるのです。




なお、ルータからパソコンに、IPアドレスが付与されているかは、以下操作で確認可能です。


有線(LANケーブル)  ご参考リンク
無線(Wi-Fi)  ご参考リンク


インターネットの通行手形(WAN IP)の一元管理と、自分に接続された有線・無線の端末にIPアドレスを付与する
これが、ルータによるインターネットの仕組みです。






WAN IPは、契約においてひとつしか付与されない為、全体の環境を考えて設定しないといけません。

特に、「PPPoE」によるISPとの接続方法においては、機械にISPから提供された
認証ID」、「認証パスワード」を登録しなければ、WAN IPが付与されない為、必ず設定が必要です。

それでは、二重ルータの環境について説明します。
以下の2つを前提とします。



ルータ名 IPアドレス 説明
 192.168.「1」.1 各々、ルータのIPアドレスの
セグメントが違う
前提で説明します。
 192.168.「2」.1





ルータ 受口 説明
ルータの背面には、2つの異なる受口
)があります。

の受口の場合は、異なるセグメントでも
(例:192168.「2」.1 → 192.168.「1」.1」)
ルータの機能で
ルーティング(橋渡し)が可能です。

今回の内容は、
の受口(ルーティングなし)に
接続している前提で説明をします。




 ルータ「A」でインターネット環境 している図です。



  ・ルータ「A」が「WAN IP」を取得しているものとします。
  ・ルータ「A」のIPアドレスは、192.168.1.1
  ・ルータ「A」の配下は、「1」のセグメントでIPアドレスが振られています。

  この環境にて、パソコンからインターネットがみれています。





 ここに、ルータ「B」をいれました。



  ・ルータ「A」が「WAN IP」を取得しているものとします。

  ・ルータ「A」のIPアドレスは、192.168.1.1
  ・ルータ「B」のIPアドレスは、192.168.2.1

  さて、パソコンからインターネットは見れるでしょうか?





 パソコンは、ルータ「B」の配下になるため、IPアドレスがかわります。



  ・ルータ「B」のIPアドレスは、192.168.2.1
  ・パソコンは、ルータ「B」からIPアドレスが振られるため、「2」のセグメントになります。

   192.168.1.100 → 192.168.2.100
   192.168.1.101 → 192.168.2.101





 パソコンは、WAN IPをもってるルータ「A」とセグメントが違うネットワークとなります。



  ・ルータ「A」とルータ「B」は物理的に接続されていますが、
  ・IPアドレスの視点でみた場合、セグメントが「1」と「2」とまったく違うネットワークです。






 結果、インターネットは見れません



  ・ルータ「B」は、自分の配下に、「2」のセグメントを付与しています。

  ・インターネットを見る通行手形のWAN IPをもっているのは、
   「1」のセグメントをもっているルータ「A」のため、
   「2」のセグメントのパソコン達は、インターネットが見れなくなります




  結論は、二重ルータの環境にしないことお勧めします。


ルータ「A」または、ルータ「B」のいずれかを撤去し、残ったルータに「PPPoE設定」をするか、
もしくは、以下のように、ルータ「B」を、AP(アクセスポイント)モードにするしかありません。






AP(アクセスポイント)モードになると、有線・無線の受口のみとして機能します。
結果、ルータ「A」からのセグメント環境(例では「1」)となるので、インターネットが可能となります。


※なお、ルータ「」からのLANケーブルを、ルータ「B」のWANポートに接続した場合は、
ルーティング機能によって上記構成でインターネットが可能ですが、パフォーマンスの点でお勧めしません。





先に説明した、AP(アクセスポイント)モードとは、ルータとしての以下機能を、

完全に封印する イメージとなります。

アクセスポイント モード 
    1.「WAN IP」の一元管理はできません
 2.自分に接続された端末に「LAN IP」(例:192.168.2.xxx)を付与しません
 3.有線・無線の受口。ただの「ハブ」になります。

APモード=HUB(ハブ)のイメージ


ご参考:APモードとは





       

作成日時:2012-06-19
更新日時:2015-04-09

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