このページではポート転送(ポートフォワード)機能の設定方法を説明しています。
通常NAT変換を利用するルーターでは、WAN(インターネット)側からLAN上のコンピュータにアクセスすることはできませんが、この機能を利用することで、LAN上にある指定されたコンピュータをWAN側に開放することができます。
※ご注意:設定前に必ずお読みください。
この機能を利用する場合で本製品のDHCPサーバ機能を有効にしているときは、「固定DHCPリース」機能を使ってIPアドレスを固定するようにしてください。
DHCPサーバ機能により動的にIPアドレスが変更されると、意図しないコンピュータがWAN側に開放される恐れがありますので、設定については十分ご注意頂いた上で、設定の変更をお願い致します。
ポート転送(開放)で設定する、ローカルIPアドレスや、タイプ/ポート範囲は、弊社では解りかねます。
お客様が開放されたい機器、タイプ、ポート範囲を設定前にご確認下さい。
この設定は、ルーターのセキュリティを止める設定になります。
(一部、又は全てのセキュリティを停止する事がポート転送(開放)の設定になります。)
ポート転送設定により、端末側に何か不具合が生じても、弊社では責任を負えません。
上記同意頂きました上で、設定をお願いします。
設定方法
ルーターの「黒い受口」とパソコンをLANケーブルで接続します。
ルーターをAPモードにしている場合は、RTモードに切り替えてルーターの電源を入れ直してください。
動作モードの確認
ルーター背面のスライドスイッチで動作モードを確認できます。
RT側にスライドされていることをご確認ください。
もし、AP側にスライドされている場合は、弊社製品の電源を抜いてからRT側にスライドしてください。
その後電源を差しなおすと、ルーターモードで起動します。
ブラウザ(Microsoft Edgeなど)を起動します。
ブラウザ起動時に「ネットワークに接続されていません」などが表示された場合は
以下のような画面が出た場合でも、ルーターとの接続が行われていれば作業を進められます。
このまま次の手順にお進みください。
アドレス欄に「192.168.2.1」と入力します。
キーボードからの入力が難しい場合は、以下のリンクをクリックしてください。
管理画面が開きましたら、ホームより、「詳細設定(上級者向け)」をクリックします。
表示された左側メニューの下から2番目の「NAT」をクリックします。
「NAT」をクリックすると、その下に黄色の文字が表示されるので、その中から「ポート転送」をクリックします。
右側の白い画面にポート転送の項目が表示されますので、「ポート転送を有効にする」にチェックを入れて下さい。
「ローカルIP」、「タイプ」、「ポート範囲」、「コメント」を入力して下さい。
全てご入力頂けましたら、下の「追加」をクリックして下さい。
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ローカルIP |
ポート開放したい機器に割り当てたIPアドレス
パソコンやゲーム機等に設定したIPアドレス |
タイプ |
両方、TCP、UDPを必要に応じて選択 |
ポート範囲 |
開放する範囲の番号
80番ポートのみの開放の場合は、【 80-80 】となるように入力します。
連番で200番から210番までのポートを開放したい場合は【 200-210 】となるように入力します。
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コメント |
何を解放したかわかるよう任意で入力(入力しなくても問題ありません) |
「現在のポート転送リスト」に入力頂いた項目が表示されます。
複数のポート開放の設定をされたい場合は、必要な数だけ追加をして下さい。
追加が完了しましたら、画面一番下の「適用」をクリックします。
例えば、80番と90番と100番のポートを開放したい場合は、【 80-80 】【 90-90 】【 100-100 】と3つを作成します。
ルーターの再起動を促す画面が表示されます。「更新」を押して下さい。
カウントダウンが始まりますので、終了まで1分程、お待ち下さい。
カウントダウンが終了すると、「OK」がクリックできるようになるので、「OK」を押して下さい。
以上で、ポート転送(開放)の設定は終了です。
ご希望のポートが開放されているかをご確認下さい。
パソコン側のIPアドレスが固定されていないか、もしくは、正しいIPアドレスが取得出来ているかを、下記リンクより併せてご確認ください。
ゲーム機やタブレット端末につきましては、お手数ですが、各メーカー様へご確認をお願いします。