管理画面にログインし設定を行います。
管理画面へのログイン方法は、こちらをご参照ください。
1~5の手順で、事前にアクセスポイントのIPアドレスを、社内環境に合わせたアドレスに変更します。
設定済みの場合は、手順6から実施してください
WDSの設定は親側、子側両方で設定していただく必要があります。
1.IPアドレスを環境に合わせた数値に変更します。
トップ画面に戻るため、「
システム構成」をクリックします。
2.「
LAN側IPアドレス」をクリックします。
3.下記を社内環境に合わせて入力します。
<LAN側IPアドレス設定内容詳細> |
IPアドレス割り当て |
DHCPクライアント / 静的IPアドレス |
ルーターの設定に合わせて選択します。
固定IPで管理している場合は、「静的IPアドレス」を選択してください。
(初期値:DHCPクライアント) |
IPアドレス※1 |
本機に割り当てるIPアドレスを入力します。 |
IPアドレスが被らないように設定をお願いします。(初期値:192.168.3.1) |
サブネットマスク※1 |
環境に合わせて設定します。 |
(初期値:255.255.255.0) |
デフォルトゲートウェイ |
DHCP / ユーザー定義 |
自動的に割り当てる場合は「DHCP」
手動で割り当てる場合は「ユーザー定義」
を選択します。(初期値:DHCP) |
プライマリアドレス |
DHCP / ユーザー定義 |
自動か手動を選択します。(初期値:DHCP) |
セカンダリアドレス |
DHCP |
プライマリアドレスでユーザー定義を選択した場合は、入力します。
(初期値:空欄) |
※1・・・IPアドレス割り当てで静的IPアドレスを選択した場合のみ、入力可能になります。
4.「
適用」をクリックして、設定を保存します。
5.設定したアクセスポイントの設定画面に入りなおします
手順3でIPアドレスの割り当てが静的IPアドレスを選んでいる場合は、
設定で利用したPCのIPアドレスも、社内環境に合わせたIPアドレスに変更し、
ブラウザのアドレス欄に、アクセスポイントで設定したIPアドレスを入力してアクセスしてください。
6.上部のメニューから「
無線設定」をクリックします。
7.無線は初期値では無効になっているため、WDSで利用する周波数帯の無線が有効になっているかを確認します。
この時、同時にチャンネルも固定します。
チャンネルは2台とも同じに設定する必要がありますので、メモなどに控えておいてください。
WDSを5GHzで利用する場合、DFSでの切断が発生しないように以下の設定もお願いします。
・チャンネル:Ch36~48の範囲内で固定してください。
・チャンネル帯域幅:80MHz以下で設定してください。
「基本設定」をクリックします。※無線を有効にする手順については、こちら
8.左側のメニューから「
WDS」をクリックします。
2.4GHz帯の無線の場合 ⇒
2.4GHz 11bgnのWDSを選択。
※2.4GHzと5GHzを両方設定するとネットワークがループ状態になり、通信に障害が発生しますので
登録は片方のみの設定でお願いします
<2.4GHz帯の場合>
9.WDS設定を行います。
※WDS設定の入力欄は、親側・子側で相互の登録が必要です
<2.4GHz帯の場合 図1>
<2.4GHz帯の場合 図2>
<2.4GHz帯WDS設定内容詳細> |
WDS機能 |
WDS通常モード / WDS有線専用モード / 無効 |
WDSの設定を選択します。(初期値:無効)
WDS通常モードを設定してください。
WDS有線専用モードを選ぶと、子機のWi-Fi接続ができなくなり
LANケーブル通信となります。
|
ローカルMACアドレス |
本機のMACアドレスが表示 |
接続先の「WDS」設定へ登録をお願い致します。 |
WDS設定 |
WDS#1~WDS#4までの入力欄に、
接続先のWDS画面の「ローカルMacアドレス」の内容を入力します。
|
「:」を抜いた英数字12桁を半角で入力します。(初期値:空欄) |
WDS VLAN |
タグなしポート / タグ付きポート |
環境に合わせて設定します(初期値:タグなしポート) |
VLAN ID |
1~1049の間で入力します。 |
タグなしポート選択時のみ、環境に合わせて入力してください。(初期値:空欄) |
暗号化 |
なし / AES |
WDSを使用した通信時に用いる暗号プロトコルを選択します。 |
Pre-sharedキー |
8桁~63桁で半角英数字を利用して任意に入力します。 |
暗号化でAES選択時に入力欄が表示します。
WDSを行うアクセスポイント共通で同じキーを入力しますので、
お間違えの無いよう、控えてください。(初期値:空欄) |
10.「
適用」をクリックして、設定を保存します。
再起動が完了するまでお待ちください。
以上の設定を、WDS接続したい台数分行います。
また、IPアドレスを変更した場合、本製品に再度ログインする場合は、変更後のIPアドレスになります。