デバイス(周辺機器)は、パソコンでの認識に失敗した場合や、ドライバプログラムの破損等があると、正常に認識されず、正しく動作できない場合があります。
以下に、3つの例(イメージ)を記載します。
例1 ドライバが認識していない
認識に失敗している場合、デバイスマネージャー上では、誤認識されたデバイス(周辺機器)のアイコンに、「?(ハテナマーク)」や「!(ビックリマーク)」が表示されていることがあります。
この場合、デバイス(周辺機器)は、パソコンと物理的に接続されていても、デバイス(周辺機器)を制御するプログラム(ドライバ)が無いと判断されますので、正常に動作しません。
例2 正しいドライバが入っていない
製品に付属している専用ドライバをパソコンにインストールしないと、デバイス(周辺機器)本来の機能が使用できない場合や、動作が不安定になる場合があります。
また、専用のドライバをインストールしている場合でも、OSをアップデートした後などはそのOSに対応した専用ドライバを入れなおさないといけない場合があります。
(例:Windows7→Windows10へアップデートした、など)
ただし、Windowsの標準ドライバで正しく動作する製品も多々あります。
上記の例は、製品に「専用ドライバ」が付属している場合に限ります。
例3 ドライバが破損している
ドライバもプログラムである為、何からの要因で破損している場合があります。
破損したドライバプログラムでは当然、正しい動作をしません。
ケース |
対処方法 |
例1:ドライバが認識しない |
正しいドライバをパソコンにインストールする必要があります。 |
例2:正しいドライバではない |
例3:ドライバが破損している |
ドライバを刷新することで、改善する可能性があります。 |
---|
上記例3の、ドライバが破損していた場合は、現在使用しているドライバを一旦削除し、パソコンを再起動することで、新しいドライバに書き変わります。
専用ドライバがないデバイス(周辺機器)でもこの作業は有効です。
「繋ぐだけですぐ使える」などの製品は、「専用」のドライバがないだけで、Windowsの標準ドライバで動作しています。
その為、ドライバの破損や誤認識はドライバの「刷新」で改善する場合があります。
標準ドライバはWindowsOSに含まれるものです。
削除を行っても、ドライバそのものが削除されることはありません。
ドライバ削除方法
STEP1マウスが使えない場合
マウスが使用できず、キーボードのみでWindows操作をする場合は、以下のコンテンツをご参照ください。マウスが使えないときに【マウスキー機能】
STEP2デバイスマネージャーを開く
Windowsによって、デバイスマネージャーの開き方が変わります。
該当するWindowsのリンクをクリックしてください。
以下のリンク先を参照し、デバイスマネージャーを開きましたら、本コンテンツの「STEP3」に進んでください。
STEP3ドライバを削除する
該当するデバイスを表示させます。
(左にある△を押すと、ツリー上に表示されます)
対象の機器のデバイスにカーソルを合わせて「右クリック」し、「削除」を選択します。
「OK」をクリックするとドライバが、削除されます。
マウスのドライバを削除する場合
マウスとそのほかのポインティングデバイスをクリックします。
「HID 準拠マウス」または「ELECOM USB Mouse」上で、「右クリック」をします。
名称は型番や環境により異なります。
「削除」をクリックします。
Windows標準のドライバを使用している場合、「HID 準拠マウス」のケースが多いです。
STEP4パソコンを再起動する
パソコンを再起動して、該当機器が正常に動作するかをご確認ください。
改善しない場合
上記までの作業をお試し頂き改善が無い場合は、製品が故障している可能性があります。