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・【WindowsNAS】Logitec製 LSV-
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バックアップ・復元手順
文書番号:5198
Q.【LogitecNAS】バックアップ方法について知りたい(WSS2008R2)(WindowsServerバックアップ編)
バックアップ方法について
Windows Storage Server 2008 R2のバックアップ方法は、
2種類
あります。
以下、詳細内容よりいずれかの方法を選択してください。
バックアップ方法
詳細
バックアップツール
を使用
バックアップ設定を
複数作成
することで、
2TB以上
(2TB×複数)
のバックアップが可能。
設定方法は、
こちら
をクリックしてください。
WindowsServer
バックアップ
を使用
Windows Storage Server 2008 R2 標準の
機能でのバックアップです。
1組かつ、
2TBまでしかできません
。(制限事項)
設定方法は、
本コンテンツをご参照
ください。
復元方法について
復元方法は、
3種類
あります。
上記の2種類のバックアップ方法問わず、「Windows Server バックアップ」から操作を行います
復元対象
備考
1.ファイル・フォルダ
2.データ領域のボリューム全体
「Windows Server バックアップ」で
「ボリューム全体」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
3.システム状態
「Windows Server バックアップ」で
「システム状態」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
「Windows Server バックアップ」によるバックアップ手順
本製品にはWindows Server 2008 R2 標準の「
Windows Server バックアップ
」が標準搭載されています。
「Windows Server バックアップ」は様々な機能が搭載されていますが、
ここではシステム・データの保全のためのスケジュールバックアップの手順を説明します。
<「Windows Server バックアップ」の制限事項>
※ バックアップ設定は1 組しか登録できません。
※ 一括でバックアップできる容量は
2TB まで
です。
登録するボリューム・ファイル・フォルダのサイズ合計が2TB を超える場合、バックアップはできません。
これらの制限事項を回避するため、
本製品には専用の「バックアップツール」が搭載されていますので、こちらもご活用ください。
Windows Server バックアップ でのバックアップ手順
バックアップセットの登録
(1) [
スタート
]メニューより[
管理ツール
]→[
Windows Server バックアップ
]を選択します。
(2) 「
Windows Server バックアップ
」が起動しますので、[
バックアップスケジュール
]をクリックします。
(3) 「
バックアップスケジュールウィザード
」が表示されますので、「
次へ
」をクリックします。
(4) 「
バックアップ構成の選択
」が表示されますので、バックアップの構成を選択します。
→ データやアプリケーション、システム状態等をすべてバックアップする場合は[サーバー全体]を選択します。
→ バックアップしたい項目を選択する場合は、[カスタム]を選択します。
選択したら[
次へ
]をクリックします。
【注意1】
「Windows Server バックアップ」では
2TB を超えるボリュームをバックアップできません
。
実際に保存されているデータの合計サイズではなく、
容量が2TB を超えるボリュームをバックアップ元として指定できませんのでご注意ください。
実際に指定しますと、スケジュール登録時に
以下のメッセージが表示
され、
スケジュールが作成できません。
従いまして、データ保存用のボリューム(例:製品出荷時のD ドライブ) の容量が2TB を越えている場合、
[サーバー全体]は選択できません。ここでは、[カスタム]を選択してバックアップ元を指定してください。
【注意2】
[サーバー全体]を指定してバックアップした場合、取得したバックアップから復元できるものは、
データ領域のボリューム全体・ファイルやフォルダ・システム状態(アプリケーションは除く)のみになります。
システム領域(C ドライブ)の
ボリューム全体
や、
アプリケーション等を含めた
システム全体の復元
(ベアメタル回復)には
OSのインストールメディアが必要となりますが、
弊社販売のNAS はOS のインストールメディアが付属していないため、
復元することができません
。
(5) 「
バックアップの時間の指定
」が表示されますので、バックアップを実行する時刻と1 日の実行回数を指定します。
(6) 「
作成先の種類の指定
」が表示されますので、バックアップ先の設定を行います。
選択項目
内容
バックアップ専用の
ハードディスクに
バックアップする
※推奨※
バックアップ専用のハードディスクを用いてバックアップを行う際に選択します。
このオプションを選択した場合、そのハードディスクはバックアップ専用としてフォーマットされ、論理ドライブ番号が設定されません。エクスプローラー等にドライブが表示されないので、誤ってバックアップデータを消去してしまう等のミスを防ぐことができます。ただし、元々データが保存されているハードディスクを使用する場合、このオプションを選択するとフォーマットされてしまうため、あらかじめデータの退避等の作業が必要となります。
ボリュームに
バックアップする
ボリュームに専用のフォルダを作成し、そのフォルダにバックアップデータを保存します。ボリューム内にバックアップデータ以外のファイルを保存することができますが、エクスプローラー等からバックアップデータを操作することが可能なため、注意が必要です。また、バックアップ中はハードディスクへアクセスが集中しますので、既存データへのアクセス速度が著しく低下します。
共有ネットワーク
フォルダーに
バックアップする
リモート領域にバックアップを行います。このオプションではバックアップは常に上書きされるため、世代管理ができません。
上記項目の選択はすべて可能ですが、バックアップデータの保全等の観点から、
弊社では[
バックアップ専用のハードディスクにバックアップする
]を選択することを推奨します。
弊社製NAS バックアップユニット利用の際もこのモードを選択してください。
【ここからは、[
バックアップ専用のハードディスクにバックアップする
]を選択したものとして進めていきます。】
(7) 「
作成先ディスクの選択
」が表示されますので、バックアップの保存先ディスクを選択して[
次へ
]をクリックします。
---
【注意】
---
バックアップ先のディスクは自動的にフォーマットされ、既存のデータは消去されます。
ご注意ください。
(8) バックアップ先に指定したボリュームがバックアップ元として指定されている場合、
バックアップ元のリストから除外する旨のアラートが表示されますので、[
OK
]をクリックします。
(9) バックアップ先のハードディスクがフォーマットされる旨のアラートが表示されますので、
内容をご確認の上[
はい
]をクリックします。
(10) バックアップ先のディスクがフォーマットされ、バックアップスケジュールの設定内容が表示されます。
設定に問題が無ければ[
完了
]をクリックします。
(11) 以上でバックアップスケジュールの設定は完了です。「
閉じる
」をクリックしてウィザードを終了します。
バックアップの復元方法
「バックアップツール」で取得したものも含め、
バックアップデータから復元する場合は、「
Windows Server バックアップ
」から操作を行います。
(バックアップ構成で「サーバー全体」を選択している場合は以下全ての復元が可能です)
復元対象
備考
1.ファイル・フォルダ
2.データ領域のボリューム全体
「Windows Server バックアップ」で
「ボリューム全体」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
3.システム状態
「Windows Server バックアップ」で
「システム状態」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
---
【ご注意】
---
システム領域(C ドライブ)の
ボリューム全体
や、
アプリケーション等を含めた
システム全体の復元
(ベアメタル回復)には
OSのインストールメディアが必要となりますが、
弊社販売のNAS はOS のインストールメディアが付属していないため、
復元することができません
。
(1) [
スタート
]メニューより[
管理ツール
]→[
Windows Server バックアップ
]を選択します。
(2) 「
Windows Server バックアップ
」が起動しますので、[
回復
]をクリックします。
(3)「
回復ウィザード
」が表示されます。バックアップの保存場所を指定し[
次へ
]をクリックします。
(4) 復元したいバックアップの取得日付を選択し[
次へ
]をクリックします。
(5) 回復する内容を選択します。
回復の選択は以下3つとなります。
復元対象
備考
1.ファイル・フォルダ
2.データ領域のボリューム全体
「Windows Server バックアップ」で
「ボリューム全体」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
3.システム状態
「Windows Server バックアップ」で
「システム状態」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
以下、該当する項目を参照ください。
復元 :
ファイル・フォルダ
復元対象
備考
1.ファイル・フォルダ
(1) [
ファイルおよびフォルダー
]を選択し[
次へ
]をクリックします。
(2) 復元したいファイル・フォルダを選択し、[
次へ
]をクリックします。
(3) 回復オプションを指定します。
項目
詳細内容
回復先
[元の場所]
バックアップ時と同じフォルダへ復元されます。
このオプションを選択した場合、復元先のフォルダ内にある同名ファイルの処理方法を[バックアップ内の項目が回復先に既にある場合]のオプションで選択する必要があります。
[別の場所]
復元先のフォルダを指定します。
バックアップ内の項目が
回復先に既にある場合
[コピーを作成して両方のバージョンを保持する]
復元先フォルダに同名ファイルがあった場合、復元したファイルのファイル名を変更し、さらにバックアップを取得した日付がファイル名に付加されます。
[回復したバージョンで既存のバージョンを上書きする]
同名ファイルがバックアップデータで上書きされます。そのため、復元先フォルダ内の既存データが上書きされてもよいかをあらかじめ確認しておく必要があります。
[回復先に既に存在する項目は回復しない]
同名ファイルがある場合はバックアップデータで上書きせずに既存データを保持します。
セキュリティ設定
NTFS のアクセス制御リストのアクセス許可をバックアップデータから復元させたい時にはチェックを入れます。
(4) 確認画面が表示されるので、項目・復元先等を確認し、[
回復
]をクリックします。
(5) 復元作業が始まります。作業中は以下の[
回復の進行状況
]画面が表示されます。
復元 :
データ領域のボリューム全体
復元対象
備考
2.データ領域のボリューム全体
「Windows Server バックアップ」で
「ボリューム全体」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
(1)[
ボリューム
]を選択し[
次へ
]をクリックします。
(2) ソースボリュームと復元先のボリュームをそれぞれ選択し、[
次へ
]をクリックします。
(3) 回復先ボリュームの既存データが失われる旨のアラートが表示されますので、
内容をご確認の上[
はい
]をクリックします。
(4) 登録されたソースボリュームと回復先ボリュームが表示されますので、ご確認の上[
回復
]をクリックします。
(5) 復元操作中は「
回復の進行状況
」が表示されます。
復元 :
システム状態
復元対象
備考
3.システム状態
「Windows Server バックアップ」で
「システム状態」をバックアップ項目に指定した場合のみ可能。
ここでの「システム状態」とは、バックアップ時の
・「Windows システムファイル」
・「レジストリ」
・「COM+クラス登録データベース」
・「システムファイル等のブートファイル」等の事を言います。
インストールされたアプリケーションソフトやユーザーデータは含まれません。
(1)[
システム状態
]を選択し[
次へ
]をクリックします。
(2) [
元の場所
]を選択し[
次へ
]をクリックします。
(3) 確認画面が表示されるので、[
回復処理の完了のためにサーバーを自動的に再起動する
]に
チェックが入っている
ことを確認して[
回復
]をクリックします。
※システム状態の復元が完了すると自動的に再起動がかかりますのでご注意ください。
作成日時:2013-07-29
更新日時:2023-06-27
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