文書番号:8372 |
Q.USB3.0をゆっくり挿すとUSB2.0として認識してしまう
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無題ドキュメント
USB3.0をゆっくり挿すとUSB2.0として認識してしまう
USB3.0規格の構造上の仕組みで、USB機器をゆっくり挿した場合、USB3.0対応にも関わらずUSB 2.0デバイスだと認識してしまう場合があります。
USB接続のSSDなどストレージの転送速度が遅い場合はUSBの抜き挿しで改善される可能性があります。
PC、USB機器、双方がUSB3.0に対応している場合、以下の方法(PC、USB機器の再起動)でも、「USB3.0」で認識させることが可能です。
PC・USB機器の再起動方法
1)USB機器に電源スイッチがあればオフにしてください。(なければ次へ)
2)PCの電源を落としてください。(シャットダウン)
3)USB機器に接続しているUSBケーブルを、しっかりと根本まで接続してください。
4)PCの電源を入れてください。
5)USB機器に電源スイッチがあればオンにしてください。
USB3.0がUSB2.0として認識される仕組み
USB 3.0の接続部は、USB2.0との互換性を保つため、USB 2.0接続部の奥に3.0規格の接続端子を追加した形状となります。
そのため、接続口に奥まで挿し込むことで、接続先のPC等にUSB 3.0機器として認識されます。
ゆっくり挿した場合、奥のUSB3.0端子を認識する前に、接続先の機器は浅く挿し込まれた先端のUSB 2.0互換端子部分で接続機器を認識してしまい、USB2.0規格の機器として動作する仕組みです。
挿すときは接続部の裏表を確認後、手前で認識される前に根本まで挿すことで正常にUSB3.0と認識されます。
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作成日時:2021-05-26 |
更新日時:2024-12-05 |
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