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文書番号:8708
Q.【WTC-X3000GS-W】中継器の初期設定/設置方法
 
【WTC-X3000GS-W】中継器の初期設定/設置方法
【WTC-X3000GS-W】中継器の初期設定/設置方法








離れ家モードとは?

従来品では違法とされる、2棟の建物の間で電波を中継するための専用モードです。



くわしい解説



日本の電波法では、一部5GHzの電波を「屋外」で利用することを禁止されています。 従来の中継器では、屋外空間を含む建物間での使用は出来ません。

※不正利用が発覚した場合、利用者が罰せられます。




「離れ家モード」では、法律で許可された電波を使用して、屋外を含む空間でも無線電波を中継することができます。
※通信可能な距離を延ばす機能ではございません。


重要
・異なる建物間の中継を行う場合は、必ず離れ家モードに切り替えてからご利用ください。
・離れ家モードは2.4GHzのみ、または2.4GHzと5GHzが両方使えるWi-Fiルーターでご利用ください。



STEP1.動作モードを切り替える


通常モードへの切り替え方


1.製品背面の動作モードスイッチを「通常」に合わせます。





2.製品にACアダプタのプラグを差し込んで電源を入れます。





3.製品のPOWERランプが緑色で点灯するまで待機します。




電源オンから約60秒ほどでランプが緑色に点灯します。



続いて「STEP2.製品と親機を接続する」へお進みください。




離れ家モードへの切り替え方


1.製品背面の動作モードスイッチを「離れ家」に合わせます。





2.本製品にACアダプタのプラグを差し込んで電源を入れます。





3.製品のPOWERランプが橙色で点灯するまで待機します。




電源オンから約60秒ほどでランプが橙色に点灯します。



続いて「STEP2.製品と親機を接続する」へお進みください。




STEP2.製品と親機を接続する

製品と無線ルーター親機の接続は以下2通りの方法があります。

・WPSボタンを使用する「自動接続」
・管理画面を使用する「手動接続」




自動接続とは?

ボタンを押すだけで機器同士が自動で接続してくれる方法です。


無線ルーター親機にWPSボタンがない場合は、こちらの接続方法を利用できません。
「管理画面を使って接続する(手動接続)」で接続してください。



手動接続とは?

本製品の管理画面にアクセスし、無線ルーター親機を探して接続する方法です。
無線ルーター親機にWPSボタンがない場合はこちらの方法で接続を行います。





※接続設定を行うときは無線ルーター親機の近くで作業してください。


WPSボタンを使って接続する(自動接続)


1.製品のWPSボタンを長押しします。





2.製品正面のWPSランプが点滅したら指を離します。





3.続いて無線ルーター親機のWPSボタンを長押しします。





4.親機側のWPSランプが点滅したら指を離します。





5.接続処理が終わるまで待ちます。





6.WPSランプが消え、5GHz(または2.4GHz)ランプが点灯していれば接続完了です。




5GHz(または2.4GHz)ランプが点灯しなかった場合

製品と親機の通信が時間切れで失敗した可能性があります。
もう一度この手順の最初からやり直してみてください。



続いて「STEP3.設置場所を決める」にお進みください。




管理画面を使って接続する(手動接続)


1.製品とWi-Fi接続、またはLANケーブルで直接接続します。

Wi-Fi接続




LANケーブルで接続




中継器への接続情報(SSID/暗号化キー)を知る方法

製品同梱の「かんたんセットアップシート」または本体側面に貼られたシールで確認できます。


▼かんたんセットアップシート





▼本体側面のシール







2.ブラウザのURL入力欄に「192.168.3.252」と入力して接続します。







3.製品の「ログインID」「パスワード」を入力してログインします。




ログインIDとパスワードは、製品同梱の「かんたんセットアップシート」または本体側面のシールで確認できます。



4.トップメニュー内の「Wi-Fi」を選択します。





5.「SSIDの選択」欄の検索ボタンを押します。





6.リストの中から接続する親機のSSIDを選択します。




親機のSSIDが表示されていない場合は「更新」ボタンをお試しください。



7.画面下部の「適用」ボタンを押します。





8.親機のSSIDが選択された状態で前の画面に戻ります。




手動設定の場合、「帯域」の項目で親機と通信するときの電波帯域(5GHz/2.4GHz)を変更できます。





9.「暗号化キー」の欄に親機の暗号化キーを入力します。





10.画面下部の「適用」ボタンを押します。





11.設定反映のカウントダウンが終わるまで待機します。




カウントダウンが終わったときの動作について

・カウントダウンが0になったまま画面が変わらない
・「ページを開けません」という内容の画面が表示される

このような動作になることがありますが、設定は完了しています。
そのまま次の手順へ進んでください。


12.製品本体の5GHz(または2.4GHz)ランプが点灯していれば接続完了です。





続いて「STEP3.設置場所を決める」にお進みください。




STEP3.設置場所を決める



本製品の電源を一度取り外し、設置したい場所へ移動します。
なお、製品ランプ(5GHz/2.4GHz)の光り方で設置に最適な場所がわかります。



ランプの光り方と意味

・ランプが緑色に光っている場合

電波の中継に最適な場所です。
このまま「STEP4.注意事項と最終確認」に進んでください。





・ランプが赤く光っている場合

製品と無線ルーター親機の距離が遠すぎます。
ランプが緑色になる場所まで製品を近づけてください。





・ランプが橙色に光っている場合

製品と無線ルーター親機の距離が近すぎます。
ランプが緑色になる場所まで製品を離してください。





STEP4.注意事項と最終確認

中継器として設置したあとの注意点を解説します。
内容を確認しながらインターネットを使うための最終設定を行ってください。




設置後のSSID(電波名)にご注意

設置した中継器はWi-Fi接続に使用する情報が無線ルーター親機と同じになります。
以降は製品のSSID、暗号化キーでWi-Fi接続はできません。



設置前



設置後



設置後の中継器にWi-Fi接続するときの接続情報

・無線ルーター親機のSSID(電波名)
・無線ルーター親機の暗号化キー(Wi-Fiパスワード)


次の手順ではインターネットに繋げるための設定と確認を行います。




インターネットに接続できるか確認する

1.無線ルーター親機の接続情報を用意します。





2.親機と同じ名前のSSIDを選択し、親機の暗号化キーを入力してWi-Fi接続します。






既に親機と同じSSIDに接続済みの場合は手順4にスキップしてください。





3.選択したSSIDに接続できたことを確認します。





4.ブラウザを起動します。





5.ウェブページが閲覧できれば設定完了です。


作成日時:2022-06-30
更新日時:2024-12-05

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