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文書番号:4158
Q.【ご参考】いまさら聞けないインターネット・ネットワーク概論 3/5
 
【ご参考】いまさら聞けないインターネット・ネットワーク概論 3/5 本コンテンツは、ネットワークのイメージをわかりやすく解説したご参考資料となります。
実際の詳細とは相違がある場合がございます。
あらかじめご容赦ください。

目次
基本9.WANIPはISPとのご契約に対して1つ
基本10.ルーターへの設定
基本11.PPPoEの設定はどこにする?
基本12.ルーターへのPPPoE設定

※クリックすると各項目の説明へジャンプできます。





基本9.WANIPはISPとのご契約に対して1つ

インターネットの仕組みとして、以下のイメージは先に説明したとおりです。
以下、パソコンに「WANIP」が付与されて、インターネットができるイメージです。





例としてここに、HUB(ハブ:LANケーブルの受口を増やすもの)を入れて、2台のパソコンを物理的に接続されても、同時にインターネットは見れません





その理由は ISPからのWANIPは特別な契約を除いて、ご家庭にひとつしか付与されないからです

よって、上記のような場合だと最初にWANIPが付与された1台目のパソコンしかインターネットができません





そこで「ルーター」の登場です。

ルーターは、WANIPを「一元管理」します。
そして、複数台の端末を同時にインターネットさせる機械なのです。



ルーター複数同時のインターネットが可能とする機械




基本10.ルーターへの設定

ルーターを使用する際には、PPPoEかDHCPかによって、ルーターへの設定が必要となります。

ルーター 回線設定 設定内容
PPPoE ルーターにISPからの「認証ID」と「認証パスワード」の登録が必要
DHCP 特に設定等が必要ない



必要な回線設定をまとめると、以下が一般的になります。

回線種類 回線内容 回線への接続設定
フレッツ光 PPPoEで設定
DHCPで設定
ADSL フレッツADSL PPPoEで設定
ADSL DHCPで設定
CATV CATV DHCPで設定





当然、WANIPをルーターが取得するために、パソコンではなくルーターに設定しないといけません。

ただし、以下の公式があります。
基本「壁から近い順」の「PPPoE」設定ができる機械、1台のみに設定することです。

もし最初の機械である「モデム」が、PPPoE設定ができる「ルーター機能」付きの場合、モデム側にPPPoE設定をすることが望ましいです。

PPPoE設定
モデム 「ルータ機能」付きモデム
PPPoE設定はできません PPPoE設定が「可能」です



<ご参考>

モデムに「ルーター機能」があるかのご確認方法



ご参考として以下にルーター機能がある例を記載しますが、詳細はモデムのメーカーにお問い合わせ下さい。


~ご参考1~


モデム正面に「PPP」または「ネット」のランプがあると、ルーター機能がある可能性が高いです。

例1 例2 例3



~ご参考2~


モデムの背面に「LAN」の受口が4個以上あると、ルーター機能がある可能性が高いです。

例1




壁から近い機械で、ルーター機能のあるものに唯一「PPPoE」設定をします。
すべての機器に設定すると、まずインターネットには接続できません



ISPからのWANIPは特別な契約を除いて、ご家庭にひとつしか付与されないのにもかかわらず、すべての機械にPPPoE設定をしてしまうと、みんなで取り合うイメージになります

よってPPPoEの設定は、壁から近い1台のみに設定する必要があります。

壁から近いルータ(機能)にPPPoE設定




基本11.PPPoEの設定はどこにする?

モデムにルーター機能が「ない」場合

パターン1

機器 ・モデム(ルーター機能なし)
・パソコン
パソコン】に「PPPoE」設定をします。
モデムにルーター機能がない場合、消去法で、パソコンにPPPoE設定をする必要があります。

結果、パソコン内の「PPPoE」接続アイコンによるインターネット接続となります。
ただし、上記のパソコン1台のみしか、インターネットができません。



パターン2

機器 ・モデム(ルーター機能なし)
・ルーター
・パソコン
ルーター】に「PPPoE」設定をします。
モデムにルーター機能がない環境で、ルータを導入する場合は、ルーターに「PPPoE」設定をする必要があります。

結果、上記ルーターにアクセスした(有線、無線)のパソコンや端末は、同時にインターネットが可能です。



パターン3

機器 ・モデム(ルーター機能なし)
・ルーターA
・ルーターB
・パソコン
モデムに一番近い【ルーター】に「PPPoE」設定をします。
モデムにルーター機能がなく、複数ルーターがある場合、モデムに一番近いルーターに「PPPoE」設定します。

基本、どのルーターでもアクセスした端末は、同時にインターネットが可能です。




モデムにルーター機能が「ある」場合

パターン4

機器 ・モデム(ルーター機能あり
・ルーターA
・ルーターB
・パソコン
モデム】か【ルーター】のいずれかに「PPPoE」設定をします。


または

基本、モデムにルーター機能があるなら、モデム側に「PPPoE」設定をします

モデムに「PPPoE」設定をしないで、ルーターに「PPPoE」設定してもインターネットはできますが、全体のパフォーマンスを考えると、前者をお勧めします。




基本12.ルーターへのPPPoE設定

ルータへのPPPoE設定は、ISPからの「認証ID」と「認証パスワード」を登録することが可能です。
以下の動画は、参考イメージです。

動画でご覧いただけます

※再生できない場合はこちらをクリックしてください







作成日時:2012-06-19
更新日時:2024-12-05

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