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文書番号:4156
Q.【ご参考】いまさら聞けないインターネット・ネットワーク概論 1/5
 
【ご参考】いまさら聞けないインターネット・ネットワーク概論 1/5 本コンテンツは、ネットワークのイメージをわかりやすく解説したご参考資料となります。
実際の詳細とは相違がある場合がございます。
あらかじめご容赦ください。

目次
基本1.インターネットの三大原則
基本2.名前によるコミュニケーション
基本3.コンピュータの住所と名前=IPアドレス
基本4.プロバイダからWANIPが付与される

※クリックすると各項目の説明へジャンプできます。



基本1.インターネットの三大原則

以下は、インターネットを利用する為の「3大原則」です。
これによりインターネットに接続することが可能となります。

回線(光、ADSL、CATV)
ISP(プロバイダ:インターネット会社)とのご契約
モデム



インターネットを利用する為の
①回線」 があって、
②ISP(プロバイダ)との契約」をされて
③モデム」 があれば、インターネットに接続することができます。

では、インターネットを利用する為の仕組みを以下に記載します。

モデムとは?



パソコン】のデータは、「デジタル」データです。
電話回線網】は、「アナログ」データ(例:音声)専用の回線です。



双方、データ形式が大きく異なるため、お互いにデータのやり取りをするためには、

・デジタルデータを、アナログデータに変換
・アナログデータを、デジタルデータに変換

と、アナログ信号とデジタル信号を相互に変換する機械(モデム)が必要となります。

なお、回線が、電話回線ではなく「光回線」の場合は、モデムの代わりに、ONU(光回線終端装置)が必要となります。
機能はモデムと同じく、電気信号と光信号の変換をします。




基本2.名前によるコミュニケーション

私たちには、「名前」があります。





今現在、ここにいる彼らは「唯一無二」の存在であり、かつ、「住所」と「名前がある」存在です。
なお、地球規模でのイメージが以下です。


世界の中心で自分の存在を叫ぶイメージ





地球規模で見ても、そこに存在していることを証明できる、「住所」と「名前がある」があるからこそ、他者との区別ができます。

また、唯一無二の存在だからこそ、自分と他者とのコミニュケーション(ネットワーク)がとれます。
実は、インターネットにおけるパソコンも同様なのです。



基本3.コンピュータの住所と名前=IPアドレス

コンピュータには、「住所」はもちろんのこと、人間のように「山田 太郎」といった名前があるわけではありません。

代わりに、ルールをもった数値が、「住所」と「名前」の代わりに使われています。
この数値を、「IPアドレス」といます。

IPアドレスは、数値4つのブロックにわかれており、そのひとつのブロックは、0~255の数値までとなります。



xxx
(0~255)
xxx
(0~255)
xxx
(0~255)
xxx
(0~255)

例:164.46.224.18



また、IPアドレスは、使用用途によって以下2つに分かれます。

WAN IP ワイド エリア ネットワーク IPアドレス
別名:グローバルIPアドレス
世界でひとつだけのもの
LAN IP ローカル エリア ネットワーク IPアドレス 例:192.168.xxx.xxx


では、「WAN IP」から説明いたします。
IPアドレスの組み合わせを考えた場合、
0.0.0.0 0.0.0.1 0.0.0.2 1.0.0.3 ~ 255.255.255.255
とその組み合わせ数は、約43億となります。




非常に、単純な計算でいけば、世界規模で、「唯一無二」の数値が43億個用意できます。
よって、43億個の機械によるネットワーク(コミニュケーション)が可能というイメージになります




・・・といった数値が約43億


ただし、この唯一無二の名前=WAN IPアドレスは誰でも自由に使えるわけではありません。
ICANNにて、「国レベル」、「企業レベル」で分配されています。
そして、その多くは、ISP(プロバイダ:インターネット会社)が、所持しています。



基本4.プロバイダからWANIPが付与される

先にも記載したとおり、機械でネットワークを利用する際には、人間の名前のかわりに、現時点で「唯一無二」の存在であることを証明できる、WAN IPアドレス(ワイド エリア ネットワーク IPアドレス)が必要です。

この数値があれば、現時点で重複することのない、「唯一無二」の存在となります





世界の中心で自分の存在を叫ぶイメージ





地球規模で見ても、そこに存在していることを証明できる 「WAN IPアドレス」があるからこそ、他者との区別ができ、また自分と他者とのコミニュケーション(ネットワーク)をとることができます。
実は、インターネットにおけるパソコンも同様なのです。


その、WAN IPの多くは、ISP(インターネット会社)がもっています




ISP(インターネット会社)は、WAN IPを、契約された会員に貸し出し、付与することで、インターネットに接続できる「仕組み」を作っています。

以下がイメージです。



WANIP = インターネットに接続するための通行手形



上記の仕組みをおさらいすると、インターネットに接続する為の

①回線」があって、
②ISP(プロバイダ)との契約」をされて
③モデム」を通して

ISP(プロバイダ:インターネット会社)から、WAN IPを貸し出し、付与されることにより、世界で約42億個の内の1つ「唯一無二の存在」になったからこそ、世界中のネットワークに参加 (インターネットに接続することが)できるのです。






作成日時:2012-06-19
更新日時:2024-12-05

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