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文書番号:5732
Q.【アクセスポイント】RADIUSサーバーを利用している環境で本製品の設定方法を知りたい
 
無線機器の認証などで使用するRADIUS サーバー使用時の本製品の設定方法です。
2.4GHz帯と5GHz帯で各2 台(プライマリ、セカンダリ)のRADIUS サーバーを登録できます。

なお、プライマリとセカンダリのサーバーを登録しておくと、プライマリのサーバーで通信障害が発生した場合、自動的にセカンダリのサーバーに切り替わり認証が継続されます。


【対象商品】
WAB-M2133
WAB-I1750-PS
WAB-S1167-PS
WAB-S600-PS
WAB-S300
WAB-M1775-PS
WAB-S1775
WAB-S1167



! ご注意 !


・RADIUS サーバーのVLANの設定値は、本製品の管理VLANと同じ値に設定する必要があります。
・本製品のRADIUSサーバー機能は、Accounting、およびEAP以外の認証方式に対応していません。

本製品は、RADIUSサーバ設置環境にもご利用頂くことが可能です。
下記の手順をご参考に、本製品への設定をお試しください。




RADIUS設定手順

管理画面にログインする必要があります。
管理画面へのログイン方法は こちら をご参照頂き、管理画面を開いた状態から以下の設定をお願い致します。


1.左側のメニューから「LAN側IPアドレス」をクリックします。




2.IPアドレス割り当てから「静的IPアドレス」をクリックします。

入力後は、画面下部の「適用」をクリックして、設定を保存します。



<LAN側IPアドレス>
IPアドレス割り当て DHCP/静的IPアドレス
本製品のIPアドレスを手動で設定するか、自動で取得するかを選択します。
IPアドレス 192.168.3.1
本製品の初期値のIPアドレスが入力されてますので、環境に合わせて任意に変更します。
サブネットマスク 255.255.255.0
本製品の初期値のサブネットマスクが入力されてますので、環境に合わせて任意に変更します。
デフォルトゲートウェイ DHCP/ユーザー定義
デフォルトゲートウェイを手動で設定するか、自動で取得するかを選択します。
<DNSサーバー>
プライマリアドレス DHCP/ユーザー定義
プライマリアドレスを手動で設定するか、自動で取得するかを選択します。
セカンダリアドレス DHCP/ユーザー定義
セカンダリアドレスを手動で設定するか、自動で取得するかを選択します。



3.画面上部から「無線設定」をクリックします。




4.左側のメニューから「RADIUS」をクリックします。




5.RADIUSサーバーに合わせた設定をします。

RADIUSサーバー(11g/2.4G)とRADIUSサーバー(11a/5G)と項目が分かれておりますので、利用する無線の周波数帯の項目に入力します。

この中の項目は環境に合わせて設定する必要があります。
既に設定済のRADIUSサーバー

→ 2.4GHz帯の周波数帯を利用する場合は、RADIUSサーバー(11g/2.4G)
→ 5GHz帯の周波数帯を利用する場合は、RADIUSサーバー(11a/5G)

設定完了後は、「適用」をクリックして設定を保存します。

<2.4GHz帯の場合>

※製品によっては、RADIUSサーバー(2.4G)と表記されているものもあります。

<RADIUSサーバー(11g/2.4G)>
プライマリRADIUSサーバー/セカンダリRADIUSサーバー
RADIUSサーバー RADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
認証ポート RADIUSサーバーの設定に合わせて入力します。
一般的なRADIUS システムの場合は、1812 番ポートを使用するため、初期値で入力されております。
共有シークレット 本製品とRADIUSサーバー間で通信する共有シークレットを入力します。
※半角英数字1~99文字まで
セッションタイムアウト RADIUSサーバーが許可する無線機器の通信可能時間を設定します。
※0~86400(秒) 0にすると、無期限になります。
※RADIUSサーバー側に設定されている場合は、RADIUSサーバーの設定時間が優先されます。
管理 管理機能の有効 / 無効 を選択します。
管理ポート 管理ポートとして使用するポート番号を入力します。

※2台目のRADIUSサーバがある場合のみ「セカンダリRADIUSサーバー」の項目を入力します。



<5GHz帯の場合>

※製品によっては、RADIUSサーバー(5G)と表記されているものもあります。

<RADIUSサーバー(11a/5G)>
プライマリRADIUSサーバー/セカンダリRADIUSサーバー
RADIUSサーバー RADIUSサーバーのIPアドレスを入力します。
認証ポート RADIUSサーバーの設定に合わせて入力します。
一般的なRADIUS システムの場合は、1812 番ポートを使用するため、初期値で入力されております。
共有シークレット 本製品とRADIUSサーバー間で通信する共有シークレットを入力します。
※半角英数字1~99文字まで
セッションタイムアウト RADIUSサーバーが許可する無線機器の通信可能時間を設定します。
※0~86400(秒) 0にすると、無期限になります。
※RADIUSサーバー側に設定されている場合は、RADIUSサーバーの設定時間が優先されます。
管理 管理機能の有効/無効 を選択します。
管理ポート 管理ポートとして使用するポート番号を入力します。

※2台目のRADIUSサーバがある場合のみ「セカンダリRADIUSサーバー」の項目を入力します。



6.無線を設定します。

こちら をクリックして、無線を有効にしてください。


7.「無線設定」から、利用する周波数帯の「セキュリティ」をクリックします。

<2.4GHz帯の場合>

※製品によっては無線帯域の表記が「2.4GHz」となっているものもあります。



<5GHz帯の場合>

※製品によっては無線帯域の表記が「5GHz」となっているものもあります。



8.セキュリティ設定を変更します。

画面は2.4GHz帯の画面ですが、5GHz帯の画面も同様に設定を行って頂けます。
設定後、画面下部の「適用」をクリックして、設定を保存します。



<2.4GHz/5GHz ワイヤレスセキュリティ設定>
SSID セキュリティ設定するSSIDを選択します。
登録済のSSIDがプルダウンで一覧になって表示します。
ブロードキャストSSID 有効/無効
無線端末側でSSIDの検索可否を決めます。
セパレータ機能 無効/STAセパレーター/SSIDセパレーター
無効 ・・・ セパレータ機能を利用しません。
STAセパレーター ・・・ 現在接続中の全ての無線端末間の通信を禁じます。
SSIDセパレーター ・・・ 同SSIDに接続している機器以外との通信を禁じます。
接続制限台数 本製品に接続できる最大接続台数を入力します。(初期値:各製品最大値)
※製品によって最大接続台数は異なります。
認証方式 ご使用されるRADIUSサーバーに合わせて設定する必要があります。
追加認証 MACアドレスフィルタ/MACアドレスフィルタ&MacRADIUS認証/MacRADIUS認証
MACアドレスフィルタ ・・・ 登録したMACアドレスの機器のみを接続します。
MACアドレスフィルタ&MacRADIUS認証 ・・・ 登録したMACアドレスの機器のみを接続します。
また、専用のRADIUS認証サーバを用意することで接続時に、MACアドレスを利用した認証を行います。
MacRADIUS認証 ・・・ 専用のRADIUS認証サーバを用意することで接続時に、MACアドレスを利用した認証を行います。




上記設定後、RADIUSサーバーを通じて認証されるか、サプリカント対応端末を利用して、ご確認ください。



その他、法人用アクセスポイントについての疑問につきましてはこちらをクリック




作成日時:2014-05-23
更新日時:2023-06-27

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