








回線種類の代表例として、「光」、「ADSL」、「CATV(ケーブルテレビ)」といった種類があります。

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回線種類 |
回線内容 |
補足です |
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フレッツという名称なら、
→ NTT東日本/NTT西日本
の【光】回線。 |
光 |
NTT以外の【光】回線を利用している場合。
→ 例:AU等 |
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フレッツという名称なら、
→ NTT東日本/NTT西日本 の【ADSL】回線。 |
ADSL |
NTT以外の【ADSL】回線を利用している場合。
→ 例:Softbank等 |
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CATV |
【CATV】回線を利用している場合。
→ 例:J-COM等
※CATV=ケーブルテレビ |
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また、「光」、「ADSL」については、回線業者で区分けすると、
・「フレッツ という名のサービス名称 (NTT東日本/NTT西日本)」
・「他 (それ以外の回線業者)」
と、大きく2つ分けることができます。


上記、フレッツ(NTT回線)の場合は、
【①回線は、NTTの回線】を使用し、別途、【②ISPとのインターネット契約】をしていただくイメージです。
→ インターネット会社(プロバイダ/ISP)ご参考リンク
①回線業者 |
②ISP |
NTT東日本
NTT西日本


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OCN
biglobe
・・・等、任意で選択
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そして、上記の内容で、インターネットの接続方法がさらに大きく2つにわかれます。

インターネットの接続方法は2つあり、「PPPoE」と「DHCP」のいずれかになります。
主な区分 |
回線設定 |
補足 |
フレッツ(NTT)


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PPPoE |
別名ダイヤルアップともいわれる接続方法。
インターネットに必要な
「認証ID」と「認証パスワード」必要。 |
他の回線 |
DHCP |
特に設定等が必要ない。 |
PPPoEによるインターネット設定は、インターネットに必要な設定書類が
ISP(インターネット会社)から届きます。(以下、イメージ)
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フレッツ回線の場合、ISP(インターネット会社)から
インターネット設定に必要な書類が届いています。 |
書類は以下のようなイメージです。
インターネットに必要な、【認証ID】と【認証パスワード】が記載されています。

名称は、ISP(プロバイダ)によって異なりますが、
インターネットには、ISP(プロバイダ)から提供された、IDとパスワードが必要となります。
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まずは、フレッツ=NTT=(主に)PPPoE といった公式を覚えておくといいでしょう。

Point to Point Protocol over Ethernet の略。

機械が電話をかけるイメージで、昔からあるISPとの接続方法です。
別名、「ダイアルアップ」 ともいわれています。
ISPから提供されたインターネットを見る為の、
「認証ID」と「認証パスワード」を、機械(上記例だとパソコン)に登録する必要があります。
よって、NTT回線(フレッツ)をご利用の場合は、以下を設定しないと、
先に説明した、インターネットに必要な「WAN IP」が付与されません。
① 機械にPPPoEによるISPとの接続方法を設定する。 |
② 機械にISPからの「認証ID」と「認証パスワード」を登録する。 |

Dynamic Host Configuration Protocol の略。

それに対して、DHCPでの接続方法は、上記のPPPoEとは違い、
電話をかけるイメージではありません。
また、「認証ID」と「認証パスワード」を機械に登録する必要もありません。
物理的に機器同士を接続するだけのイメージです。
<補足>
PPPoEは、回線そのものが「NTT網」を使っているため、
ISPから見た場合、インターネットの会員かどうかを、認証(確認)する必要があります。
ただし、CATV(ケーブルテレビ)の様な、回線業者でもあり、同時にISPでもある場合は、
会員様専用回線で接続している為、PPPoEのような認証をする必要がありません。
よって、物理的な接続のみとなり、認証設定が不要なのです。

■ PPPoEによるインターネットにつながるイメージです。
① パソコンに登録したPPPoEによる「認証ID」と「認証パスワード」をもって、ISPに打診する。

② ISP(インターネット会社)に「認証ID」と「認証パスワード」が届く。

③ 契約された会員なら、WAN IPアドレスを付与する。

④ 機器に、WAN IPアドレスが付与されて、インターネットが見れます。

【補足】 パソコン内のPPPoE設定は以下のようなイメージです。

まとめると、PPPoEは、パソコン内にPPPoEアイコン(ISPの認証ID/認証パスワード)の登録ができて、
インターネットができる接続方法となります。


PPPoEは、基本フレッツ(NTT)回線でのインターネットが主となります。
また、先にも記載したとおり、PPPoEは以下の設定が必要です。
① 機械にPPPoEによるISPとの接続方法を設定する。 |
② 機械にISPからの「認証ID」と「認証パスワード」を登録する。 |
パソコンで上記設定をした際には、設定画面の中には以下のようなアイコンができています。
これらすべてが、PPPoEのアイコンのイメージです。
ISPから提供された「認証ID」「認証パスワード」を登録して作成します。

PPPoE接続アイコンの名称 |
接続アイコンイメージ |
インターネット接続
ブロードバンド接続
ダイアルアップ
広帯域
ISP名(例ではDoon) |





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なお、インターネット接続ができた、PPPoEアイコンの詳細をみた場合、

アイコン内の内容をみると、WAN IPが付与されているのがわかります。
※上記の図は、画像加工にて一部消去しています。

接続アイコンには、PPPoE以外に以下のような接続アイコンがあります。
ここで、一度、すべての接続アイコンをまとめます。
<ご参考>
パソコン内のネットワークの受口(接続アイコン)を確認するにあたって
OSのバージョンによって確認手順が異なります。
確認方法は以下のリンク先がご参考となります。
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名称 |
イメージ |
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Windows7以下 |
Windows8以降 |
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↑有線(LANケーブル)の受口を意味するアイコンです。 |
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Windows7以下 |
Windows8以降 |
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↑無線(Wi-Fi)の受口を意味するアイコンです。 |
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OSやISPによって名称が異なります。 |





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↑PPPoEの接続を意味するアイコンです。 |
これらの接続アイコンのいずれかに、ISPからのWAN IP が付与されてインターネットができます。
ただし、PPPoE、DHCPと、接続される方式によって、WAN IPが付与される接続アイコンが異なります。

詳細は以下をご参照ください。

モデムとパソコンの間が有線・無線問わず、「PPPoEアイコン」に、WAN IPが付与されます。

また、「PPPoE アイコン」に、ISPからの「認証ID」と「認証パスワード」を登録する必要があります。
これによって、WAN IPが、「PPPoE アイコン」に付与されてインターネットができます。


CATV(ケーブルテレビ)やフレッツ以外のISP専用網の場合です。
専用網であることから、ユーザー認証が不要となります。
よって、「認証ID」と「認証パスワード」の登録を必要としません。

動作する接続アイコン |
WAN IP |

有線なら、ローカルエリア(イーサーネット)接続アイコン。
無線なら、ワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)接続アイコン。
Windows7以下 |
Windows8以降 |
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Windows7以下 |
Windows8以降 |
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取得 |
パソコンに接続した「有線」もしくは「無線」を意味する接続アイコンに、直接WAN IPが付与されて、
インターネットができます。
※上記図の場合では、有線(LAN)接続なので、ローカルエリア接続アイコンが、WAN IPを取得します。

まとめると、パソコン内の接続アイコンは、環境や設定によって多種多様です。
ただし、インターネットの接続設定(PPPoE/DHCP)によって、WAN IP が
パソコン内の、しかるべきところの接続アイコンに付与されて、インターネットができるようになります。
有線=ローカルエリア(イーサネット)接続アイコン
無線=ワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)接続アイコン
PPPoE=(複数の名称あり)
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